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ERPのロジスティクス機能

ロジスティクスが企業活動の中核機能である以上、各ERPパッケージはこの面での機能拡充にも力を入れている。生産管理パッケージを母体に進化してきたERPパッケージでは、ロジスティクス機能の充実こそが差別化材料であるため、細かな機能を豊富にそろえている。

 

一方の会計中心に発展したERPパッケージでも、ロジスティクス機能が使い物にならなければ実効性が大きく落ちてしまうので、ロジスティクス機能の強化にも余念がない。その結果、現在の主なERPパッケージのロジスティクス機能は余程特殊な事情さえなければ、ほぼ実用にたえられるといってよいようだ。

 

もちろん、そうはいってもERPの基本的なロジスティクス機能だけでは使い物にならないtおいう業界があることは間違いない。複雑な商慣習のショーケースでもある卸売業があることは間違いない。複雑な商慣習のショーケースでもある卸売業などでは、いまだにERPは使えないという声も聞かれる。しかし、そうした業界でも刻一刻と取引の簡素化が進んでいる。個人的な感想ではあるが、ERPをつかえない業界に限って、ムダな作業が残っているといえるようだ。ERPパッケージの機能を評価する際には、自分の業界にムダな作業はないかといった観点から評価してみることも必要である。

 

なお、ERPパッケージのロジスティクス機能の特徴を一言でいえば、販売・物流から生産までの一連の流れが統合されていることである。この効果については後ほど。