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ロジスティクスのスピードアップを支援する

企業がロジスティクスのスピードアップを図っていかなければならない背景には、市場におけるさまざまな矛盾がロジスティクスに集中的に出てきていることがある。

 

マーケティングの教科書には、企業の競争戦略の基本は差別化とコストダウンにあると書かれている。これは、ハーバードビジネススクールのポーター教授が唱えた理論であるが、以前はどちらかの戦略が卓越していれば企業競争に勝つことができた。しかし、昨今の低成長経済の中では、そんな悠長なことをいってはいられない。小売業、卸売業、製造業などすべての段階の企業が、差別化とコストダウンの両面を追及することがあたりまえとなっている。

 

ロジスティクス関連での差別化戦略といえば、納期短縮がある。取引先に対するJIT(Just In Time)納入や即時納入の実現が典型だ。納期短縮は商品を豊富に在庫しておけば何とか対応できるため、問屋などでは大きな倉庫を持って対応してきたところもある。しかし、コスト面での効率化を考えると在庫ばかりしていては割高になってしまう。

 

そこで、在庫を圧縮しつつ納期短縮を実現する手段として、ロジスティクス全体のリードタイム短縮に本格的に取り組む企業が増えてきた。これを支援するツールとして、ERPパッケージの統合的なロジスティクス管理機能や計画生産機能が期待されているのである。