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制約条件の理論(TOC)がERPの可能性を広げる

ERPのロジスティクス機能に関しては、性kさん管理畑の人を中心に根強い不満がある。その不満の代表が生産計画機能の弱さである。

 

ERPパッケージの多くは生産計画手法にMRP(Material Requirements Planning;資材所要量計画)を採用している。

 

MRPでは生産設備の製造能力は考慮せず資材手配計画を算出するので、通常はMRPのあとにCRP(Capacity Resource Planning;資源所要量計画)による設備能力シミュレーションを行っている。

 

しかし、これでも厳密な意味での生産計画としては不完全で、現場での細かな調整が必要とされる。

 

日本企業の生産管理部門では、こうしたMRPの弱点を補うために様々な工夫をしてきたが、それに比べると、ERPの生産管理機能は未熟といえよう。

 

ERPの生産管理機能の救世主として期待を集めているのた、TOC(Theory Of Constraints;制約条件の理論)にもとづく新しい計画手法(CBP:Constraint Based Planning)である。

 

CBP手法では、制約条件に焦点を当てながら、すべての工程をコントロールする。

 

しかも、MRPとCRPに分かれていた計画計算も一体で計算されるため、より現実的な計画を立てることが可能である。

 

CBP手法はR/3やOracl Applicationsに新計画エンジンとして搭載されることが発表されており、日本でも今後本格的に普及していくのではとの期待が集まっている。

 

 

■生産管理での事例
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