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情報技術の標準化がオープンな環境を実現する

クライアント・サーバーの世界では、情報技術の標準化が大切な役割を果たしている。

 

もし半導体のメーカー・パソコンのメーカー、周辺機器のメーカー、オペレーティング・システムのメーカー、そして各種のソフトウェアのメーカーが、それぞれ独自の規格で製品を作ったら、組み合わせたシステムは動作しなくなってしまう。

 

こうした事態を防ぐために、関連企業は話し合って業界標準となる企画を作ろうとする。

 

しかし、自社に有利な標準技術の採用をめぐってメーカー間に争いが生じることがある。

 

標準技術が1つにまとまらなかった場合には、複数の規格の製品が市場に出る。そして、市場でよく売れた製品の技術が事実上の標準(デファクト・スタンダード)とみなされることになる。

 

標準は、技術の進歩によって新しく生み出され、移り変わってきている。

 

業界標準やデファクト・スタンダードに対応したシステムは、オープンシステムとかマルチベンダーと呼ばれ、多くのメリットをもたらす。

 

オープンな環境では、ユーザーはメーカーに機種によらずにハードウェアを自由に組み合わせて利用することができる。

 

システムの拡張が容易であり、操作や運用にも統一性が生まれてくる。ERPパッケージ・ベンダーは、いずれもオープン・マルチベンダーの長所を生かすために、このような業界標準やデファクト・スタンダードに積極的に対応する努力を続けている。

 


システム企画構想・IT要件定義