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ダウンサイジングからライトサイジングへ

クライアント・サーバーが多くの長所を持つのに対して、メインフレームにはクローズで割高なイメージがあった。そのため、メインフレームを中心とする情報システムを、安くて使いやすいクライアント・サーバーに移行しようという動きが始まった。
これだダウンサイジングである。

 

しかし、一方ではシステム保守やユーザー教育に予想外のコストがかかったり、セキュリティ管理や統合的なデータ処理が難しくなったとの声が聞かれる。その点、メインフレームはもともとセキュリティや大量データの高速処理に強く、最近はオープン対応が進んできた。そこで、メインフレームに大規模なクライアント・サーバー環境におけるサーバーとしての役割が期待され始めている。「日経コンピュータ」誌(1997年4月28号)がメインフレーム上にある期間システムを再構築する場合の新プラットフォームを調査した結果では、7割の企業がメインフレームを残した再構築を考えているという。

 

最近では、クライアント・サーバー環境でメインフレームを企業レベルのメイン・サーバーとしてサポートするERPパッケージが出てきている。一方的な小型化ではなく、分散と統合のバランスに配慮した適切なシステムへの再構築(ライトサイジング)こそが重要なのである。

 

新生メインフレームの役割

 

【ダウンサイジング】
・システム保守やユーザー教育に予想外のコストがかかる
・情報セキュリティ管理がむずかしい
・大量のデータを統合的に解析するのに、容量・能力が不足

 

 

【システムの再構築(ライトサイジング)】
場合によってはクライアント・サーバー環境でメインフレームによるエンタープライズ・サーバーを活用